子育て「Aka’akaサロン」は学童期?思春期の子どもを持つ母親向けのサロンです。日々の忙しさの中、子どもの勉強や受験、不登校、生きづらさ等子どもに困り感があると、幼児期とは違う子育ての難しさに直面します。自分だけで不安を抱え解決できず、ついイライラや怒りが子どもに向いてしまい、母親失格と思ってしまうこともあるのではないでしょうか。そんなママたちがほっとするひとときを分かち合い、語り合いながら自分に合った子育ての仕方を見つけていける場所が子育て「Aka’akaサロン」です。今年度は下記の日程で月１回、計5回開催しました。
開催日時：令和5年 8月18日(火)、9月15日(火) 、10月6日(火)、
11月10日(火)、12月1日(火) の各10：00～15：00
場所：かほく市子ども総合センターおひさま
Ⅰ．母親だけのスペース『Aka’akaルーム』（13:00～15:00）
参加したお母様たちは、リラックスした音楽が流れる中でお茶やお菓子をいただきながら、子どもと離れてゆっくりしたり、安心しておしゃべりしたり、家ではなかなかできない作業(ゆっくり本を読むことなど）をしたりと、自分の時間を楽しんでおられました。
参加者：41名（延べ人数）
Ⅱ．親育ち?子育ちを考える会（10：00～12：00）
「完璧な親なんかいない(通称ＮＰ)」の手法を用いて、5回シリーズで子どもの学校について、子どもとの関わり方、夫や祖父母の関係など、テーマを決めて話し合いました。
参加者：61名（延べ人数）
- ファシリテーターとスタッフ
◇ファシリテーター
西村 真実子（本学大学院特任教授：NPNC認定ファシリテーター）
千原 裕香 （本学講師：NPNC認定ファシリテーター）
後藤 亜希 （本学助教：NPNC認定ファシリテーター）
◇本学スタッフ 米田 昌代教授、河合 美佳助教、西 真理子助手
- 話し合われたテーマ
1回目：「お互いを知ろう」「話し合いたい内容を出そう」（勉強や子どもの友達などの学校について、夫との関係や祖父母?介護のこと、子どもへの対応として反抗期や学校でのトラブルが起こったときどんな対応してたか、スマホのルール、日々の生活について朝ごはんや手抜きの方法など、自分の心の余裕やリフレッシュは何してるなど）
2回目：「子どもの学校について気になることを出し合おう」
3回目：「子どもの学校について」（宿題への対応、子どもの送迎?学校、園に行きたくない、子どもの友達関係）
4回目：「夫?祖父母について」
5回目：「祖父母?介護について」「リフレッシュやストレス発散法について」
- 参加者から感想
参加者の方からは「子どもが思春期で、自分が更年期、親の介護問題にも直面しつつ、それぞれの悩みを共有できる場がなかなかないです。いろんな事例を聞きたいと思いました。」「乳幼児期は育てていて、学童期、思春期に入ると子どもを一人の人として向き合わないといけないことの難しさがあると実感しました」との感想をいただきました。
このプログラムに参加して、「いろんな立場の声が聞けて参考になることも多かったし、考え方の幅が広がったり、違う立場の方の話を聞いて、自分の立場でのヒントもいただけました」「自分自身が子育ての経験を通じて成長していることができました。」と自分自身に変化を感じる方もいたようです。
